33歳、38歳、任ヘル、サマーゲート

健ちゃん、33歳おめでとうございます。あんなファニーな顔して33歳だなんて…!空気みたいに軽々とふわふわと踊る姿が印象的です。今年、それ、生でみれますか?(あきらめてない)
剛、38歳おめでとうございます。これからもすくすくと成長してください(それ、5歳児)
38歳か〜、いやあ信じられないなあ。老けた顔した人は歳を重ねるほどに若くなるなんて言いますけど、少年時代にユー25歳と言われたあの子は、じゃんじゃん幼くなっていくような気がしてなりませんね。かと思って油断していると気がつけば翼彦一となり極道なめんじゃねえぞ!としっこちびりそうになるような声をあげておられるわけです。振り幅がでかすぎて飽きることなさすぎる。
そんな任ヘルは映画館で予告が流れているとか?(いるの?)サイトで特報を1200回くらい再生していますけど、みるたびにジョーーーーンとなって痺れて白目むいています。参っちゃいます。
キャストが一新するというのを聞いたときにはどうなるんだろうという一抹の不安もあったんですけど、逆にそれがドラマとはまったく違う映画としての任侠ヘルパーとして独立できたみたいなので、心底楽しみでなりません。デリコの主題歌もちょっと聴いただけだけど、すっごく良い感じですね。裏寂れた人間とデリコの歌声ってどうしてこうもマッチするのか。背中の羽根をもぎとられたビーナスしかり、小さな世界の幸福しか知らない(と勝手に解釈している)ナギナとナトリしかり。哀しみとか諦めとか、それでも愛されたいとか、そういう人間臭い部分が見事に合うんだよなあ。
そしてスマコンですけど、なんかずっと中途半端にあいたままだったサマーゲートがようやく9割あきましたな!待ちくたびれたからw そしてうちにまだ青封筒きませんけど火曜日に間違いなく届くんでしょうかのう…。わたし、大阪申し込むので不安っちゃあ不安です。あの事務所、届いてないとか言っても殿様目線で指令をくだしてくるに決まってるんだから!
というわけで大阪いくことも決まったので(チケットとれる前提)今年はセールも気合い入らないなあなんて思っていましたがセールぶっこんできます。おべべ、買うわよ!

アウトプットもしましょうよ

というわけでさらっと出てきました。
けっこう最近はインプットばかりで、全然出してないですなー。そういう時期もありますなー。たくさん本も読んでるし映画も見てるしテレビも見てるし大忙しで暮らしておりますw
映画といえば、邦画をみないわたしですがヘルタースケーターはやっぱり外せないでしょうということで近いうちにみにいってきます(´▽`)

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

この作品の映画化となれば蜷川×沢尻くらいのインパクトがないと無理だっただろうなあ。それだけこの漫画自体がアツいし力があるし、ぶっ飛んでいるから。しかしどうでしょう。蜷川作品であるからして、しかもヘルタースケーターであるからして、映像美にかたよりすぎているんじゃないかしら。どうかしら。どちらにしろ楽しみなわけですけど。

37歳で医者になった僕

見ていて不快になるとかそういう風に嫌うようなドラマではなかったのだけれど、見終わったあとに高揚感があるかといったらなく、何かを考えたくなるかと言ったらそれもなく、どこかの感情を刺激されたかといったらやっぱりそれもない。うん、つまりものすごく普通のドラマだったんだろうな。
みたことのあるもの、なにかに似ているもの、このドラマを通じて思い出すものはこのドラマのなかのナニカではなく過去にあったツヨシのドラマのなかのナニカだったりする。そういうドラマ。
もう少し軸をしぼって、どこかひとつでも深く掘り下げたらよかったのにな、という印象もあります。どれもこれもやりたくて手を広げてみたはいいけれど結局どれもこれも表面しかすくえなかった、というような。

もしも剛を主役においたドラマが今後もこういう既視感を感じたものしか出てこないんだとしたら、剛がまんなかでドラマをやるときが終わったことを意味するのかもしれませんね。それは悪いことではなくて、次の段階に進んでいると言うことじゃないかしら。たとえば新見先生を剛がやっていたら?森下先生だったら?私はそういうことを考えるほうがわくわくします。
いま、まんなかにいることで冒険も無茶もできない、安定した演技しか求められないのだとしたら、そろそろ脇で自由に演じるほうにまわってほしいと心から思います。今回のドラマをみて、改めてそう思いました。

100キロマラソンな彼www

27TVで100キロマラソンに出るとか、第一報を聞いたときはぶったまげましたけど!
しかしあのひと、なんかゆうてましたよね?ちゃーーっといってぴゃーーっと帰ってきますだっけ(違)
ベビスマでは「2時間で走りたい」とかゆうてましたよね?馬鹿www
えー、とりあえず27TVまでに27時間分のHDD残量を確保しておけばいいのですね?うへええええ。あんまり酷使させたくないのにぃいい。でもマラソン中継いつ入るか分からないし、なんだかんだいってどんどんくたびれてきてしおしおになっていく剛をみれるわけですから(決めつけ)頑張ります。
休憩ポイントごとにメンバーからの差し入れがあるといいと思います。きむらさんの差し入れは、木村さんからのビデオレターとかにしたらいいと思います。アツいメッセージいれてるんだけど、剛全然きいてないとかそういう感じでどうかひとつ。

平清盛

ただいま思考の7割ほどが大河ドラマにもっていかれているような状態でございます。なんでこんなにハマってんの?と自分でも不思議なんですけど、とりあえずホントに好きすぎて辛い…w
保元の乱まで、一区切りというところだと思いますが、終わりました。
この先の清盛と義朝の運命はまるで北と南。正反対をむいていってしまうわけですが、そのあたりはどのように描かれるんだろうと今から楽しみにしているところです。
結局のところ、義朝は殿上人になる、という夢を叶えてしまったわけです。上ばかりをむいてがむしゃらに走りつづけてきたけれど、その夢が叶ったとき、義朝の心にほんのわずかでも躊躇や戸惑いや保身が芽生えたのかも知れない。このドラマのなかの義朝は父を斬ることができなかった。父は義朝に斬られることを望んだけれど、最期に残した言葉は「もうよい」だった。
清盛は、おもしろきことをする、という夢を追いかけるわけです。おもしろきこと、というのは果てがなくて、清盛はいつまでも上をむいて前を向いて走り続けることができている。どこにいっても「まだ届かぬ」という貪欲さがあったのだろうと思う。このドラマのなかの清盛は叔父を斬った。斬れませぬ、と震える清盛に忠正が最期に残した言葉は「あんな赤子を引き取ったゆえ一門は滅んだと、そう兄上に言って欲しいか!斬れ、清盛!」だった。
叔父を斬った清盛は、それを抱えて、ますます後ろをむくことはできなくなるのだと思う。自分の手にかけた命を無駄にしてはならないから、ますますがむしゃらになるのだと思う。
父を斬れなかった義朝は、その罪悪感にさいなまれることになるのだと思う。「最期の望みもかなえられぬ者が我らの父上を父と呼ぶな」その言葉と読経、義朝の叫び声、まっすぐに見つめる頼朝の目。それらがものすごく印象的だった。そして、そういう後ろ向きの感情を抱えることによって、ほんの…ほんの少しずつ考えが清盛とは離れていくのだと思う。ほんの少しの角度の違いも、気がつけば大きな開きとなる。それに気がついたときには、きっともう遅い。
物語は、一話目の冒頭に向かってすすんでいるわけで、これから平治の乱がおき、頼朝の命を救い、それにより平家が滅びていくまでの半年間を、心してみたいと思います。
ていうか…保元の乱もつらかろうと思ったけれど、次…平治の乱ももっと辛い…。げっそり。
この脚本、完全な悪がいないんだよね。誰のなかにもある正と悪を実にうまいこと描いていて…ほんっと疲れる!大好きよ!

黒猫・白猫

黒猫・白猫 [DVD]

黒猫・白猫 [DVD]

面白かった!映画ってこういうもんだ!って思わせてくれる作品。エンターテイメントってこういうことだ!っていうね。黒猫も白猫も、生きるも死ぬも、神様も麻薬も、背中合わせで向かい合うことのない全てのものが全部ごちゃまぜになって、ただただ楽しくただただ愉快に、難しいことは全部忘れて映像のなかの出来事にただ単純に笑い手をうてばいい。そういう映画。すごく楽しかった。久しぶりにこういう愉快な映画に出会えた。
誰にでもおすすめしたくなる映画でした。機会があったらぜひ。

運命に逆らったシチリアの少女

平気でネタバレ的な事も書きますよ(・∀・)

運命に逆らったシチリアの少女 [DVD]

運命に逆らったシチリアの少女 [DVD]

17歳でマフィアを訴え、その犯罪を暴き出した、シチリアの少女の勇気ある闘いの全貌を追った実話ノワール。マフィアが支配するシチリア。幼い少女リタの目の前で父が殺された。兄はマフィアのボスである叔父ドン・サルヴォの仕業と確信し、2人は復讐を誓う。しかし6年後、その兄も殺されてしまう。リタはマフィアの告発を決意。父の死後、マフィアの悪事を書きためた日記を、パレルモの判事に持ち込むが…。

ノンフィクション映画です。どの程度色を付けているか分からないけど、ある程度リアルに描かれてたと想像する。私はノンフィクション作品だからといってそこにドキュメンタリーを求めているわけではないので、映画として楽しめたかっていうのを気にするわけですが、シチリアマフィアの映画としては今ひとつ物足りない部分はあった。でも約120分間あきることなく一気に見られたのは、作品自体にちからがあったということなんだろうなあ。私はとにかく90分が限度ですから(・∀・)
たった17歳の娘ひとりでシチリアマフィアのなにをかえられるのか、この結末はどうなるのかと興味深く見ていったが、リタは勝った。命を投げて、勝利を得た。何の迷いも躊躇も恐怖もみせず、ひらりと空に舞うリタ。なんでそんなに命にたいして執着がないんだろう?と思うくらいにあっけなくリタは死んだ。
物語はそこでエンドロール。ここからは、本当の実在したリタの映像が流れる。あどけない女の人だった。笑っている姿は、どこにでもいる女の人だった。鬼のような復讐心をひめている人にはとても見えなかった。