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ブイコンに行ってきたあやのさんの日記。

二年ぶりのⅤ6コンサートに行ってきました。

毎度思うんだけど
いつ水飲むの!?
自分のパート終わったらすかさず給水タイムじゃないの!?
セットの段差をみつけたらすかさず腰をおろさないの!?
………っていちいち驚いてすいません。慣れろよ。
しかし、V6さんまじ水飲まないよ。オープニングから30分間、もうエンディングだよね?ってくらいの怒涛のメドレーが続いたんですけど、その間だれも水飲まない。座らない。すげえ………(だから慣れろよ)
水を飲まない問題はさておいて(問題なのか)V6さんは今年20周年をむかえ、コンサート直前にはベストアルバムが発売されていて。オリジナルのアルバムは出なかったので、シングル曲をふんだんにとりいれたコンサートになるのだろうなあ、くらいの思いで出かけていきました。

ところがどっこい、いやむしろすっとこどっこい

データが消え去ったので、もう貼りつけることもかないませんが、セクバニコンのDVDをみてからV6にはまった私は当時どれだけあの映像が大好きかってことを、うざったいお前の愛がと歌いだしそうな勢いで記事にしたことがあります。Airの演出が大好きすぎてツライって100回くらい言った覚えもあります。まるいステージの上の六人の周りをぐるりと取り囲むだけで、何故あんなにも私の心臓が持っていかれてしまうのかねと二年くらい考えていたけどこの間くらいになんとなくわかったんだよ。六人ぼっちのV6にたまらなくなるんだ。

◆The Future
この曲、暗いステージにブルーライトが落ち足元にはピンクのライトが照らされた幻想的な空間で始まる。その姿がとても美しく、五人きりのスマップというのを浮かび上がらせていて思わず涙がこぼれました。本当に美しくて同じだけ刹那的だった。途中からライトアップされダンサーをまじえていても、五人が必死に五人でいるような印象さえ受けた。ずっと五人きりで青の世界で踊っていてくれてもよかった。どんな世界でも手を伸ばして必死につなぎとめて立ち続け前を向き続けてきたスマップ。センターステージで五人きりで踊っている姿をみていたらあとからあとから涙があふれた。

私はあのとき照明をぐっと落としてピンク色のスポットに照らされるだけの五人をとおしてゆらゆら揺れる光(客席のペンライト)をみました。とても怖いと思いました。あの光のいっこいっこの先には人間がいるのに、あの光がとても怖いと思いました。あの光に負けずにステージに立つというのはどういう気持ちなんだろうとも思いました。あのとき、ものすごく五人きりのスマップを感じたのはそういうことだったんだろうと思います。五人ぼっちのスマップ。
それでもスマップは言うのです。
愛のGESTURE 手を伸ばしてくれ、って。
おわらない夢をみよう、って。

Mr.Sコンで私が心臓を持っていかれたのはThe Futureという曲の演出で、そのときに五人ぼっちのスマップを感じていたのでした。Airの演出をみたときに、無意識に同じことを思っていたんだと思います。あの囲われた中で六人ぼっちで踊るV6と、その周りに浮かぶペンライトの海。あのときは美しくて可哀想な観賞魚、というイメージを抱いたのを覚えています。あのなかで生きていくしかない六人がお互いに向かいあいながらゆらりゆらりと揺らめいている。甘い愛の言葉を囁いて人々を喜ばせるためだけに生きている、極端なことを言ったらそんなことを思ってました。それを言うならセクバニコンのオープニング、willという曲もそうでした。六人が六人に必死に手を伸ばし出逢い、距離を縮めていく。見失わないように決して目線を外すことなく、伸ばした指先の先に向かって歩を進める。あんなコンサートの始まりを経験したことがありませんでした。ドラマチックな振りつけと、その世界感を完全に表現してみせる六人と、気持ちを昂らせる照明。圧倒的でした。本当に、圧倒的でした。祈りましたもん、どうか無事に六人が出逢いますようにって。その先の時代に六人で歩んでいけますようにって。

と、このように

いまだにセクバニコンをみたときの衝撃はあの頃とまったくかわりなくむしろ文字数を徐々に増やしながら語れますというくらいに大好きで、一度でいいから生でみてみたかったなあと思っていました(もちろん無理なんですけどね)
それがですよ、始まって二曲目で!スパノバ!
かーらーの!Air!!!
私が爆発すんじゃねえかなって思った、スパノバだけに。爆発して終わっちゃうんじゃねえかなって。終わってる場合じゃないのに。
そして中盤、willのはじまりの音を聞いた時にはいよいよ私は宇宙のかなたにすっぽ抜けていくのだと覚悟を決めました。もうむしろ無表情で白目むいたままスポーンて。

振りつけは当時のままだったと思います。Airはメインステージの階段のセットを使って、あのときと変わらぬゆらゆら揺らめく6人のダンスを見れて本当に良かった。willの心をわしづかみにされるような切羽詰まった世界感を一緒に体感できて本当に良かった。
それにしてもV6の表現力の幅広さには本当に感心する。歌声でみせる人がいれば指先までどっぷりと曲の世界感におとし込んだダンスでみせる人もいる。心ごと持っていかれるので本当にしんどい。色気もありすぎる。総じて、ずるい。じたばたと暴れたい。おまえらずーるーいいいいいい!っつってな!


さて、ちょっと落ち着いて次の話題にうつります。
V6のラブソングって一歩間違ったら「あんたそれあかんやつやで」って冷静に突っ込みたくなるようなものが多い印象なんですが、コンサートの演出込みで観てしまうと、ぐっと来すぎてこれもまたずーるーいいいいいい!ってひっくり返りたくなるやつです。
ちなみに最近のあんたそれあかんやつやでラブソングは、親愛なる君へですかね。
手紙を受け取る元カノの気持ちで考えたら「アンタ本当にこれで最後やろな?相も変わらず勝手だけどって、ほんま勝手やねん。勝手っちゅうかキモいねん。もうほんまやめてや?」ってなりますしな。ちなみに「涙のアトが消える頃」も「にいちゃん、気張りや?これからずっとその子のこと思ってるわけにいけへんのやで?珈琲のむたびにそんな辛気臭い顔されたらたまらんわあ」と思うわけですが、これがですね、今回のコンサートのなかで私の心臓をまたもやぐいっと持っていってしまうことになったのです。

なんか、分かったよぼくは。
V6に失恋やら恋ならぬ恋の歌を歌わせたくなる人たちの気持ちがわかったよ。
ただ、歌ってほしいというだけじゃないんだろうね、きっと。どうやって表現してくれるんだろうと、思うのだろうね。

涙のアトが消える頃は、センターの円ステージの中心に空っぽの椅子が一脚佇んでいました。六人はその椅子にむかって情感たっぷりに歌い上げ、踊っていました。誰もいない椅子は帰ってこない恋人を表しているわけですが、失った恋と整理のつかない不安定な気持ちと後悔を表情や身体で存分に表現していました。それをみて、思わず泣きそうになったのでした。世界中のコーヒーカップにいますぐ蓋をせよ!このひとたち、コーヒーの香りでいちいち泣いてしまうねん!と叫んで走りそうになりました。ああ、いいものみせてもらいました…その放心状態のまま、曲はGUILTYにかわります。おおおおお、なんだよその神がかった選曲はよううう…。
しかも目の前に坂本くんがやってきて、惜しげもなくガッパリと股をひらいて椅子に座っているので、もう股間が…!股間が…!股間がもうギルティ!と意味不明に叫んで消えてしまいそうになっておりました。
あのダンスも大好きなのでもっとしっかり見たかったけど何しろ5列前に坂本くんの股間があるものですから、もう目はくぎ付けでした。一瞬たりとも離れなかったね、坂本くん(の股間)から。
(GUILTYといえば、これもセクバニコンの話になりますが、あの曲になった途端に照明から色がきえ、白黒の世界になったのも本当に素晴らしかった。曲の世界感と演出がこれほど一体化しているのも珍しいと思ったのでした)


最後に六人の挨拶があって、長野君が「20年後、こうしてコンサートをやっているとは思っていなかった」と言っていました。後輩のデビューを見続けてようやくV6としてデビューした長野君が言うその言葉には何だか聞き流せない本当の想いという空気がただよっていて、あの優しげな笑顔のうしろでたくさん苦労もしただろうし辛いこともあっただろうなあと、なんとなくそんなことをぼんやりと思っていたのでした。
その流れで歌ってくれた「此処から」という曲。
「いつもの調子でいこうぜ いとしい後悔背負って」というところで、訳もなく涙がこみあげてきたのでした。ああ、20年積み重ねてきてよかったねえって。後悔すら愛しく思える、そんな風になれて本当によかったねえって。後悔も涙した夜も六個にわけてみんなで背負って全部一緒に連れていくんだね、置いていくんじゃなくて、一緒なんだねって。V6らしい、すごくあたたかでまあるい歌だった。私ですら、ぐっとくるのだもの、きっとずっと応援してきたファンの皆さんはもっともっと感じるところがあるのではないかしらと思います。


あと思いついたことはここから箇条書きにしてお送りしますよ。

  • バリバリで岡田くんが両サイドの人を尻アタックで吹っ飛ばしていた
  • 健ちゃんが岡田くんを避けるときの動きは健ちゃんがおすぎさんを避けるときと一緒
  • 剛ちゃんのマイクがどっかいって六人がステージ上でコンタクトレンズを探す人たちみたいになっていた(レアケース)
  • トニセン三人の曲のとき、坂本くんには健ちゃんがだっこちゃんみたいにしがみつき、長野くんは岡田くんに押し倒されていた。自由か。
  • いのっちは朝早くひとりで新潟入りして熱帯魚をみにいった(熱帯魚好きなの?)
  • 岡田君の煽りが「なんやて?」「きこえへんなあ」「腹から声ださんかーい!」「なんのキャラかわからへんねやでー!」
  • Tシャツとズボン、タオルを肩にかけて通路を歩いている岡田くんはジムでひと汗流してきたにいちゃん感ハンパない。そのまま人の尻をつかんだりするから場所が違えばちょっとした変質者である
  • 剛ちゃんが自分のおなかをポンポンして健ちゃんがそこに頭突っ込んでって、一体なにをしているのだろう可愛いけど!相撲?相撲とるの?って思っていたらちゃんとその元ネタがあるのだとコンサ後に教えてもらった。健ちゃんはやりません!ってルールを完全放棄していたよ。

こんな感じです。
総じて、ブイコン楽しすぎて目眩がしてきそうです。もっともっと行きたい。でもチケットは完売。そらそうだ。いのっちが「ひとりでも多くの人にみてもらいたいからステージもシンプルにして客席を一個でも多くした」みたいなことを言っていたけど、いまのコンサートをするためには会場を広げるという選択肢はとれないのだろうな…とも思った。ドームコンひとつやってくれさえすればブイコンにいけないというこちら側の不満は解消できるかもしれない、でもV6がつくりたいコンサートをドームサイズではできないのかもしれない。ここからきっとますますブイコンに行きたいという人は増えてくると思う。私もコンサートをやってくれる限り参加したい。だから、そこの折り合いがここからどうなっていくのかなあということを心配しつつ見守っていくしょぞんです!以上、長々とありがとうございました。

追記
これは書かねば!と思っていたことをすっかり書き忘れましたよね!
オープニング、六人がシルエットで浮かびあがってきたんですけどね、わたしの視線がたまたま岡田くんにいったらしいのですよね。岡田くんとは知りませんでしたけどね。あんまりにもそのシルエットのガタイがでかくてですね、わたし本気で聖闘士星矢のクロスかなにかをつけているのかと思ったんですよね。なに、戦隊モノのオープニング?!え、V6が!?ちょっと待って、世界感大丈夫?え?えええええ、ちがったーーーーー生身だったーーーーーーー岡田くんの身体はんぱじゃねえええええええええええええ!って白目をむいたのでした。本当にすみません(土下座)