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中学生円山

どうでもいいけど、本の表紙くらいジャニーズ解禁でもいいじゃないかねえ(笑)

中学生円山、2回みてきました。
私の感じた、中学生円山です。
この映画、どうぞお好きなように感じてね!という映画じゃないですか。だから10人いたら10人ちがうことを言うと思う。だから、この映画のあとは誰かと喋りたいと思うのです。どう思った?どう感じた?へー!そんな風に思えるんだ!って、いろんな発見をしたいと思うのです。
たまに、ものすごくいじわるな映画があります。表も裏もある映画で、分かりやすく謎めいていて、さあお前たちこの裏を読めるかい?っていう。それはそれで嫌いじゃないけれど(好きな作品なら、という限定ですけど)中学生円山に関しては、そういうのは感じないのです。自由でいいという、気楽さ。感じてもいいよ、感じなくてもいいよ。笑えてもいいし泣けてもいいよ。それは全部正解だよ、という。棘はたくさんある映画だと思うんです。コメディとはとても思えないんです。でも、ここに棘がありますよ迂回路もありますよ、最短距離だと痛いですよ。そういう感じです(わかんないよ)
まあそういうわけで、この映画をみたたくさんのなかの一人が感じた、感想を書きます。へえと思ったり、ないないと思ったり、自由にしてもらえたらと思います。まず、理路整然と感想を書かないほうがいい映画だとも思うのですよ。なんだろう、あやふやなところはあやふやにしておくべきなのかもしれないとかさ。って、わたしは何をだらだらと言いわけじみたことを書いているのだろう?w


「もうすぐ届くよ」

中学生円山の仮面のことを指しているとして、そうなるともう最初っから現実と妄想が入り混じっているんですよね。一番最初に「届いた?」と克也に声をかけたときはまだ中学生円山というキャラクターは存在していなかったわけで。
一回目にみたときは、アダルトDVDのことかなと思っていたんだけど「なにやってんだよ」っていう下井のセリフもあるし、やっぱり仮面のことなんだろうと。あーでも、ただ単に行く先々の中学生にあげているから「中」なのかもしれないし、その辺も謎めいているね!
結局「届かない」仮面に業を煮やして下井さんは赤いガムテープでてづくりの仮面をつくって、そしてドアノブに引っかけて姿を消した。あのとき、もう下井さんはあの団地から逃げていると思うのです。あれが、下井さんのさようならと頑張れ中学生円山、ということだと思うのです。つまりは私は現実世界の下井さんは生きているとしか思っていないのですね。
最後、大ちゃんが銃を持って出てきます。その瞬間、下井の脳裏に浮かぶ光景。亡くなった奥さんとともに海辺でたたずんでいる。大ちゃんが水鉄砲を持って遊んでいる。でも、これ、思い出のシーンじゃないんですよね。大ちゃんは、現在の子連れ狼スタイルでいるわけで。そして、鳴り響く銃声、その現場にはすでに大ちゃんはいないんです。
私が感じたものを言葉にするのはとても難しいのですが、ここは、克也がどうやったら一番じょうずに下井を殺すことができるか、ということを考えてできあがった妄想世界の下井の最期、ということだと思うのです。うーん、わかんないね!あのドアノブの仮面を手に取ったときっていうのは、うーーんと、なんだろうな、下井から一方的に「はい君卒業」と言われているようなものなんじゃないかな。克也にとって下井さんは唯一自分の妄想もチンコ舐めたい!も受け止めてくれた人なわけで、でももう側にいれないこともわかっている。だから克也のなかから下井さんを亡くすことは必要妄想だったと思うのです。そう思えば、小さなころの大ちゃんを知らない克也が海辺の大ちゃんを今の姿のままで描いたことも当然で、あちょっと待って死んじゃう前に俺チンコにベロ届いたからそれだけ聞いてってよ、ってなあんばいで額に穴あいてるのにまだ喋らせるってのも分かるなあって思ったのです。
でもこの映画ってあれですねーこうやってひとつひとつ突っついて見るような映画じゃないですよねー書いてみてそう思いました。こんなの書かないほうがいいなー。そんなこと、どうでもいいんですよね。全部みてどう感じた?っていう、それが大事な映画なんだよなあ。そんなわけで、きっと見た人みんな違うことを思いそうなこの映画。たくさんの人の感想が読んでみたいです。

ちなみに私が好きなシーン羅列。

    • ジャムの感想聞きにいって「906の下井でしたー」ときっもちわるいw笑顔で扉をしめるところ。
    • 自転車に乗れなくて、あれ?あれあれあれ?と笑う下井。あれは悲しい。乗れなくなってしまった自転車のこと、下井さんは覚えていないんだろうか。心のどこかに押し込めているんだろうか。なんで乗れないの?っていうあの無邪気な笑顔、なんでここで出してくるの!って心底震えた。すごいよね…ほんとに。
    • あきらめる下井(笑)あきらめんな!って二回とも心のなかで突っ込んだ。
    • 「いま目をそらしたら意味がでるだろう?」噴いたwww
    • 下井さんの部屋で妄想しているシーン。「楽しいです」と克也が言った瞬間にスッと真顔に戻る下井さん。不穏!
    • 下井にとって中学生っていうのはトラウマでもあるはずで、克也に向かって言った「君の中にある真実が知りたいんだ」「考えない大人になるくらいならずっと中学生でいるべきだ」という叫びはどういう感情のもとに出てくるんだろうな?